[雑記]ご存知ですか!?お花を贈る際のマナーについて(お見舞いのお花編)

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いつも笑顔でこんちくわ。@conchikuwaです。

私はこう見えて花屋でございます。当ブログではあんまりお花に関してはエントリーしてきませんでしたが、たまにはお花について綴ってみようと思います。

お花はいろいろなシーンで贈り物として利用されますが、シーンによっては少しマナーがあります。そのシーンごとのマナーについて3回に分けてご紹介させていただきます。今回はお見舞いのお花に関するマナーです。

お見舞いのお花に関するマナー

お見舞いにお花を贈る事は大変よくあります。ただ、お見舞いにお花を贈る場合、気を付けないとマナー違反になる行為がいくつかあります。最近の若い方はあまり気にしない方が多いですが、おじいちゃんやおばあちゃんなど年配のかたに贈る場合は、気を付けた方がいいと思います。こちらのページではお見舞いのお花の贈り物としてどのようなものがマナー違反となり、逆にどのようなものが喜ばれるか、ご紹介させて頂きます。

お見舞いにお花を贈る際のマナー違反としては次のような事があげられます。

  1. 鉢植え(鉢花)
  2. 菊の入ったフラワーギフト
  3. 白系のフラワーギフト
  4. 散りやすいお花のアレンジ・花束
  5. 香りが強いお花のアレンジ・花束
  6. 赤いお花のアレンジ・花束

などなどです。いろいろあるもんですね。では、なぜマナー違反とされているのか、ひとつずつ説明していきましょう。

鉢植え(鉢花)

mimai_manner_hatiue Canon IXY DIGITAL 400 (7.40625mm, f/2.8, 1/8 sec, ISO0)

鉢植えの花には根っこがあります。
その為、「根がある」→「根付く」→ 「寝付く」 と連想され、退院できないと相手方にとられてしまうということから、縁起が悪いとされています。

少し深読みしすぎているような気もしますが、世間一般的にお見舞いに鉢植えを贈る事は縁起がわるいとされていますので、避けたほうがいいでしょう。ですのでお見舞いには切花を贈りましょう。特にアレンジメントの方が無難です。というのも、入院されている方はもちろん、ご家族の方も入院しているという事だけで大変です。

そんな中、花束を贈ると花瓶に差し替えないといけないお水を定期的に替えないといけない等、作業が増えてしまいます。また病室に花瓶が無い可能性があります。またあったとしても不注意で花瓶が割れてしまい部屋が水浸しになってしまうかもしれません。そんなご苦労をお掛けしない為にもアレンジメントをお贈りする方が無難です。

菊の入ったフラワーギフト、白系のフラワーギフト

oku-prz-hanamizuki-w Canon IXY DIGITAL 900 IS (4.6mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO0)

菊が入ったアレンジ・花束・白系のアレンジ・花束はお悔み・お供えの花を連想させます。ですので、贈られた方、その家族の方が、「なんて不謹慎な」、「死んでほしいのか。」と大激怒される可能性が高いです。(されると思った方が無難です。)

私個人的に菊は好きなお花のひとつなので、ただ菊だからといってお見舞いのお花に向かないというのは可愛そうな気がします。。。

でも相手方の中には菊が好きな方、白がハッピーカラーの方など相手方に喜んで貰えるのであるば、あまり気にせず贈られてもいいと思います。ただしその場合、「常識を知らないのかと」勘違いされないようにメッセージを一言添えられた方がいいと思います。

prz-hanakokoro_p5 Canon EOS Kiss X3 (30mm, f/1.4, 1/200 sec, ISO100)

昔、私の知り合いの方でこんな話がありました。

その方は外国の方なのですが、日本人の女性のお家にお呼ばれした際に、女性の家族の方々に気が利く所を見せたかったらしく花束を持って行こうと思ったのです。

その時、近くのお花屋さんの店先に菊の束(お供え用の束)があったのでちょうどいいと思い、買って女性のお家に持って行き、自己紹介の際にお母さんに渡したのです。

するとそれまでニコニコしていた家族の方々が一瞬にして凍りついた顔になり、その後、誰も話しかけてくれなかったそうです。

その外国の方の国では菊は大変贈り物のお花としてポピュラーらしくどうして嫌がられたのかわからないとおしゃっていました。。。 なかなか難しいですね。。。

散りやすいお花のアレンジ・花束

散りやすいお花は「命が散る」、「短命」を連想され、縁起が悪いとされています。(よくドラマで入院されている方が窓の外の木に残っている葉っぱをみて、「あの葉っぱが散る頃、私の命も・・・。」というような感じかもしれません。)
また縁起が悪いだけでなく、散ったお花のお掃除が大変なのです。また花粉が飛ぶ花も気を付けましょう。(花粉は服などに付くと簡単にはとれません。)

香りが強いお花のアレンジ・花束

香りがいいからといって香りが強いお花を贈ると相手方は困ってしまいます。一瞬のお花の香りを楽しむのであればいいのですが、一日中、強い香りがすると気分が悪くなってしまい下手をすると吐き気をもよおしたりしてしまいます。また個室の部屋でなく大部屋に入院されている場合、周りの方達にも迷惑が掛かってしまいます。この場合、迷惑がられるのはあなたではなく、贈られた相手方になってしまいます。(そんなつもりでなくても、ありがた迷惑になってしまいます。)

赤いお花のアレンジ・花束

prz-passionred-p2 Canon EOS Kiss X3 (30mm, f/1.4, 1/200 sec, ISO100)

赤は血の色を連想され、出血を伴う病気、怪我をされた方に贈ることは避けましょう。また病院は安静にして体調を整える場所です。そのような場所に赤や色が濃いお花は好ましくはありません。

また赤色は気持ちを興奮させる昂ぶらせるといいます。ゆっくりして早くよくなってねという気持ちで贈るのですから、やはり淡い色のアレンジメントをお贈りした方がいいと思います。

あとがき

いろいろマナー違反についてお話してきましたが、お見舞いの贈り物についても相手の事を想い、相手の事を考えてお贈りするものです。お贈りする相手が大好きでお贈りしても喜ばれような場合は、多少のマナー違反でも私は構わないと思います。
(誤解されないようにメッセージは添えましょう。)
ただ個室でなく大部屋に入院されている場合は他の入院されている方が気になされる場合がありますので、極力避けた方がいいと思います。

次回はお祝いのお花に関するマナーをご紹介します。

※ 今回ご紹介した花贈りのマナーは当ブログをご覧頂いている方にもお花に興味を持って頂ければと私が運営しているネットの花屋「インターネット宅配花屋さん花RiRo」のコンテンツを引用いたしました。

ご興味があれば「インターネット宅配花屋さん花RiRo」にもお越し下さいませ。

ではでは。。。

花屋-フラワーギフト-インターネット宅配花屋さん花RiRo

http://www.hanariro.com/

記事抜粋
お花の贈り物はいかがですか?花RiRoはインターネットの花屋さんです。私たちはお客様にできるだけ良質なフラワーギフトをお届けいたします。

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